SCOOP!

大根仁監督

「モテキ」「バクマン」
今回はうらぶれた中年パパラッチが主役の
「SCOOP!」を世に出した大根仁。

彼の作品はどれも音楽を上手く使うなあという印象で
「モテキ」映画版に関しては長澤まさみの魅力を全面に押し出し
誰もが彼女の虜になったであろう。

「バクマン」では高校生漫画家の2人が主役の21世紀版「まんが道」だった。
原作が少年ジャンプの看板作品だったこともあり期待半分だった鑑賞者に
期待通りのエンタメ感溢れる作品を提供してくれた。

今回のSCOOPはというと芸能人や政界のスキャンダルを中心に
福山雅治演じる都城静と二階堂ふみ演じる行川野火の凸凹コンビが
織りなす下世話アクションといった感じだろうか。

タイトルが出る直前からの四ツ打ちのBGMでテンションが上がり
静(パパラッチ)の気持ちとシンクロ出来るようになっている。
冒頭から品が無いのだがこの時点でこの作品の方向性が解って
逆に入りやすかった。
リリーフランキー演じるチャラ源といういかにもなヤク中キャラがキーになるのだが
本当にそうなんじゃないの?というような演技に思えないほどの怪演だった。
滝藤健一演じる静の後輩の馬場がまた笑わせて泣かせる名演技だった。
静の元奥さんの貞子は吉田羊が演じたが、彼女をテレビや映画で見ない日がほぼ無い・・・
文句なくいい女だった。

芸能人のプライベートということで正に下世話のオンパレードなのだが
役者のアクションもかなり大げさだ。
そのため、野火が静に惹かれていくのもわかりやすく描かれていて
結構普通の展開になるんだなあと思った矢先に
事態が不穏な方向に進んで行きそこからも緊張感が持続した。

この作品もエンタメ性に富んでおり観た後も
伏線は見え隠れしたけれど面白かったなあ
と素直に思えるものだった。

今回、元ネタとなるテレビ映画(原田眞人監督:「盗撮1/250秒」)があるらしいが
そちらも観てみたい。

大根版の「盗撮1/250秒」こと「SCOOP」自分は大変楽しめたし
下世話な雰囲気が嫌いじゃない人には是非見てもらいたい。






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