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ネオン・デーモン(原題:THE NEON DEMON)

ニコラス・ウィンディング・レフン監督

レフンと言えば色盲なので画面をやたらビビッドにしていたり、失明せんばかりのフラッシュを使うイメージだが
今回も例に漏れなく色をふんだんに使用し、執拗なまでのフラッシュが使われていた。

主役がエル・ファニングなのとモデルの世界の話の為
画面は始終華やいでいたが胸焼けしそうな美しさだった。

エル・ファニング演じる主役のジェシーが田舎からLAに出てきて
自分の美しさは売れると確信して登り詰めていくという単純な成り上がりストーリー
なら良いのだがそこに鵜像未曾有の整形モンスター達が本物の美少女に嫉妬し
大暴走していくという。。

グリッターをふんだんに使用したOPはギラギラしていたが目を奪われ
そこに血を流して横たわる人形のようなエル・ファニングの可愛らしさが完璧すぎて
そこだけで満点だった。

ストーリーに関してはレフンなので途中から「???」だったが
もうエル・ファニングが可愛いというだけで納得せざるを得なかった。

美しいモデルも次々に出てくるがエル・ファニングの輝きには勝てなかったので
もう、台詞の一言、一言が突き刺さった。

もう一度観たいのはOPだけだがレフンはやっぱり悪趣味だ。




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SCOOP!

大根仁監督

「モテキ」「バクマン」
今回はうらぶれた中年パパラッチが主役の
「SCOOP!」を世に出した大根仁。

彼の作品はどれも音楽を上手く使うなあという印象で
「モテキ」映画版に関しては長澤まさみの魅力を全面に押し出し
誰もが彼女の虜になったであろう。

「バクマン」では高校生漫画家の2人が主役の21世紀版「まんが道」だった。
原作が少年ジャンプの看板作品だったこともあり期待半分だった鑑賞者に
期待通りのエンタメ感溢れる作品を提供してくれた。

今回のSCOOPはというと芸能人や政界のスキャンダルを中心に
福山雅治演じる都城静と二階堂ふみ演じる行川野火の凸凹コンビが
織りなす下世話アクションといった感じだろうか。

タイトルが出る直前からの四ツ打ちのBGMでテンションが上がり
静(パパラッチ)の気持ちとシンクロ出来るようになっている。
冒頭から品が無いのだがこの時点でこの作品の方向性が解って
逆に入りやすかった。
リリーフランキー演じるチャラ源といういかにもなヤク中キャラがキーになるのだが
本当にそうなんじゃないの?というような演技に思えないほどの怪演だった。
滝藤健一演じる静の後輩の馬場がまた笑わせて泣かせる名演技だった。
静の元奥さんの貞子は吉田羊が演じたが、彼女をテレビや映画で見ない日がほぼ無い・・・
文句なくいい女だった。

芸能人のプライベートということで正に下世話のオンパレードなのだが
役者のアクションもかなり大げさだ。
そのため、野火が静に惹かれていくのもわかりやすく描かれていて
結構普通の展開になるんだなあと思った矢先に
事態が不穏な方向に進んで行きそこからも緊張感が持続した。

この作品もエンタメ性に富んでおり観た後も
伏線は見え隠れしたけれど面白かったなあ
と素直に思えるものだった。

今回、元ネタとなるテレビ映画(原田眞人監督:「盗撮1/250秒」)があるらしいが
そちらも観てみたい。

大根版の「盗撮1/250秒」こと「SCOOP」自分は大変楽しめたし
下世話な雰囲気が嫌いじゃない人には是非見てもらいたい。






溺れるナイフ

山戸結希監督
ジョージ朝倉原作

「あの娘が海辺で踊ってる」「おとぎ話みたい」の山戸結希が
ジョージ朝倉の「溺れるナイフ」を実写化する

この事実だけでずっと楽しみにしていた。

結果を先に述べてしまうと
期待外れだった。

監督のこだわりだとは重々承知だが
音楽が作品に合っていない上に休む暇なく流れてる感じが
少し疲れてしまった。


やはり、あの長い巻数を2時間以内でまとめるには無理があったということか・・・

山戸監督の良さがあまり良い方に作用されなかった感が残る。

もちろん、どのシーンを見ても美しく、小松、菅田の演技も申し分無い。

特に菅田のコウはそのままで作中神聖視されるのも納得がいく。

椿のシーンでは美しいしヒロインの夏芽がコウを追う視線とそれを追う大友
という構図に全て奪われた。

白上石萌音演じるカナの垢抜けない中学生時代から原作の通り垢抜ける様は
本当に美しく、目を見張った。
この子のカナの掘り下げをもう少ししたらまた違った面白さは出たであろう。

おそらく低予算の撮影だとしてもあれだけのキャストを使えて
自然が美しく申し分ないメジャーデビュー作となったのだが
自分が欲張りすぎなのだろうか。

監督の中~長編作品では必ず踊りが出てくるのだが
溺れるナイフでも漏れなくコウの火祭り踊りが出てきて圧巻された。

でも、「あの娘が~」や「おとぎ話みたい」のようにもう一度観たいと強くは感じなかった。

次回はオリジナル作品を撮ってほしい。


ハドソン川の奇跡(原題:Sully)

クリント・イーストウッド監督

2009年1月に起きたハドソン川の奇跡(A Miracle on Hudson)と呼ばれる
NYで起きた中型機の着水事故について
クリント・イーストウッドの新作として日本でも公開された。

日本版タイトルはそのまま「ハドソン川の奇跡」だが
原題は「Sully」機長のニックネームより取られている。

このニュースは当時CNNだけでなくNHKや民放のニュース番組でも
取り上げられた。
当時、着水して生存者100%がそのくらい奇跡に近いことか
知らなかった自分は「へー凄いことが起きたんだなあ」としか思わなかったと思う。

そして、日本ではサリー機長に対しての米国の英雄視の部分しか放映されていない。

そこで、今回の映画でやっと裏で行われていたことや機長及び副機長の苦難を知るに至った。

主演のトム・ハンクスの演技は言うまでも無く素晴らしいものだったし

事件の始終を挟みながら本当は左エンジンは動いていたのではないか?

川に着陸しなくても行けたのではないか?と方々より詰問、尋問に近い会議が繰り広げられる。

正直、この話を97分に収めるのは可能なのかと心配していたが

さすが、イーストウッド 期待を裏切らずしっかり良質な作品に仕上げた。

あと、エンドクレジットで発覚するのだが

面白かったのは事件当初の乗客やCA達自身が出演しているところだ。

普通はこのようなことは少ないが、イーストウッドとサリーに敬意を称し

是非出演したいと望む者が多かったということか。

凄く派手なストーリーでは無いにせよ、しっかりとした構成にラストへの展開に拳を握りつつ見た。

イーストウッドにはまだまだ長生きして頂き作品を世に出してほしい。




ジャングルブック(原題: The Jungle Book)

ジャン・ファブロー監督

このジャングル・ブックの登場により
今年はいよいよディズニーイヤーとなってしまった感がある。

言わずと知れた狼に育てられた少年の話である。
有名すぎる話なのであらすじは割愛するが2016年版ジャングルブックは素晴らしいに尽きる。

少年モーグリはジャングルの動物たちと共存する。
劇中人間も動物も言語は英語で統一されていたがそれも気にならないほどに自然だった。

特に動物はフルCGと聞き恐れ戦いた。。
動物を良く知る者にとっては特にあの毛並、筋肉は正に彼らそのものなのだ。
今やお金をかけるとこうも精巧な作りになるのだなあと感心する。

躍動感のあるカメラワークに動物と人間の動きの違いもうまく撮っていた。
モーグリは人間だが狼ファミリー達は皆彼に「狼らしく振る舞え」と教育する。
人間を出しては狼のみんなと同じではない。
それを強要するのがここでの普通だったが、少しシニカルでおちゃめなクマのバル―
との出会いでモーグリ少年は自分はみんなと家族だけど
人間らしい戦い方をすれば良いのだと変わっていった。
その過程もお約束感あるものの、どことなく新鮮な感じがしたのは
フルCGのリアルな動物達の動きのお蔭か?

世界中誰もが知るこの話を飽きることなく最後まで鑑賞出来た上に
しっかりと感動もさせられる夏の良作だということは言うまでもない。

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